■◎朝鮮半島に埋もれていた民藝=陶磁器をはじめ木工品や漆器など、日常に使われていた手仕事に美と用を見出して世を啓蒙した3人の日本人――柳宗悦、浅川伯教・巧兄弟に導かれて、民芸旅行を試みてきた著者たちによる韓国各地にある「民芸の宇宙世界」への水先案内書。
ISBN4-88323-117-8 C1026 A5変型判 地図/図版多数
定価 本体1,200円 2001年1月刊
【本書の内容】
第1章 柳宗悦・浅川兄弟の歩いた道
1柳宗悦/2浅川伯教/3浅川巧/4韓国の山と民芸に帰依した日本人がいた(浜美枝)
第2章 韓国の民芸
1朝鮮時代の陶磁器(片山まび)/2膳の知恵/3漆の製作過程(洪東和)
第3章 モデル・コース
コース1/景福宮・光化門・緝敬堂・国立民俗博物館・国立中央博物館・仁寺洞・ タプコル公園
コース2/安重根記念館・梨花女子大学博物館・湖林博物館・刺繍博物館・ 浅川巧ゆかりの地・長安坪骨董街 コース3/分院窯跡・利川・湖巖美術館・韓国民俗村・水原
コース4/温陽民俗博物館・李舜臣顕忠祠・扶余・公州・武寧王陵・鶏龍山窯跡
コース5/潭陽竹物博物館・国立海洋遺物展示館・康津窯跡・松広寺・ 国立光州博物館
◎この本は、これまで高崎宗司さんが「浅川巧の足跡と韓国焼物を訪ねる旅」などと題する十回近い旅での小講演・説明をもとにして編まれたものです。この旅は、韓国の漆名匠で、韓国の民芸全般に明るい洪東和さんと、浅川巧と柳宗悦を研究している高崎宗司さんが、現地講師として案内する形で行われました。
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